見える学力、見えない学力 (国民文庫―現代の教養)
「見える学力、見えない学力 (国民文庫―現代の教養)」のレビュー・感想

【「学ぶ意味」と「学び方」を知ることから始まる。】
百マス計算の元祖・岸本裕史(きしもとひろし1930〜2006)から、子どもの教育というよりも、自分自身の教育を視点で学びました。
例えば、4「読書は楽しい自己教育運動」、5「遊びは成長の糧」、7「テレビ十悪」など、それぞれ具体的に指摘されて、私たちが現代社会を生き抜く、そして知的好奇心を増幅してくれる貴重な素晴らしい1冊です。
お子さんの教育について考えておられる方に、お薦めです。
僕は、自分自身の教育の仕方を、この本から学びました。
テレビっ子だった僕が、中学3年生から読書...

【「人生の支えとなる学力」を向上させるために】
小学校を卒業するまでに
子供が身につけなければならない本当の学力とは何か
そしてもし、その学力が「見えない」としたら
親は子供に、その学力をどうやって身につけさせたらいいのか
..この本は、その解を与えてくれます
見える学力とは、いわゆる成績で示される学力のこと
..対して見えない学力とは、
成績からは見えない「個性のある人生の支えとなる学力」のことです
著者は、この見えない学力をさらに次の3つに分け、
それぞれの力を向上させる方法...

【小学校入学前のお父さん,お母さん必読】
本書で言う「見えない学力」とは,学校で習ったことを消化して自分のものにしていくために必要な基礎学力の事です.そして,この「見えない学力」は読書,遊びといった日頃の活動と,会話・しつけといった大人から与えられる文化によって培われるとのことです.第1部ではこの「見えない学力」をいかに培っていくか,親から見ると,いかに与えていくかという事が方法論も含めて述べられています.また,第2部では学校に上がった後,学習したことをいかに定着させていくかについて,百マス計算のような具体的な勉強方法を交えながら解説...

【教育現場の豊富な経験から生まれ、すでに古典的な完成度をもった名著中の名著】
小学校の先生への尊敬のまなざしというのは現在ではすっかり消えてしまったようですが、本書を開くと超一流の人に出会った、襟を正して読まなければとまず感じるでしょう。著者はすでに賛辞の言葉が必要ないほど著名な方であり、この本は50年に一度出るか出ないかほどの古典的な完成度を持ち、名著中の名著。子供への深い愛情も至るところに感じられます。
百マス計算を広めた人ということで、計算中心の教え方のように先入観をもってしまうかもしれませんが、本書を丁寧に読めば、必ずしもそれだけに力点を置いていないこ...
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